こんにちは、SoftyStudyです。
昨今、英語力を重視する風潮がより強くなり、高校や大学の入学試験でも英語試験のウエイトが上がってきています。
実際、各高校や大学の英語試験のみならず、英検やTOEFLなどの外部試験を導入するという案も上がってきているくらいです。
また、お仕事の場面においても、英語力の証明は重要視されていますよね(TOEFLやTOEICなど)
「英語学習のあるべき姿」などは一旦おいておいて、そうした英語試験を通り抜けるためにはその試験に特化した英単語帳を使用して必要な語彙を効率よく身につけることが必要不可欠です。
どの英単語帳を使えばいいのか迷っている方は過去の記事を参考にしてみてください!
一方で、英単語帳を用意してみたものの、効率よく英単語を覚えられずに挫折するという方が多いというのも事実です。
そこで本記事では、英単語帳を使用して英単語を効率よく覚えるための覚え方を紹介したいと思います。
英単語帳を使って効率的に単語を覚えるための科学的な英単語学習法
全体を見渡す
英単語学習に限った話ではないですが、まずはこれから自分が学ぶ・覚える内容の全体像を把握することが重要です。
この段階では「覚えようとは思わない」でおきましょう。
ただただ無心で読むだけです。
まずは2,3日、長くても1週間以内に英単語帳全体を一読しましょう。
その中で、「知っている単語も結構あるな」とか「全然知らない単語ばかりだな」とか、その単語帳に対しての印象を持つようにしておいてください。
実は、この「印象を持つ」というのを積極的にするだけでも、いくつかの単語を勝手に覚えてしまうことになります(印象を抱いたきっかけになった単語に関してです)
単語との触れ合い方を変える
英単語を覚えるとなると、多くの方が「ひたすら読む」とか「ひたすら書く」とか「ひたすら音読する」とか、「ひたすら〜する」という方法に走りがちです。
しかし、やってみた方はお分かりかと思いますが、同じ作業を「ひたすら」するのは相当退屈で根気のいる作業です。
しかも楽しくない。
こうなると英単語学習を途中で挫折してしまう方が多いのも当然ですよね。
そこで、英単語を効率よく覚えたければ、「英単語との触れ合い方を変える」ようにしましょう。
具体的には次の項目で紹介しますが、毎日英単語の覚え方を変えることで、脳が退屈しにくく、また多角的に記憶を刺激することができるので効率よく英単語を覚えることが可能というわけです。
では、具体的にどのようにして英単語を覚えていけば良いのか見ていきましょう!
7日単位で計画する
「1日何単語覚える」という目標をよく聞きますが、その覚え方は非効率です。
長期的に英単語を覚えるために、7日単位で英単語を覚えるようにしましょう。
つまり、「1週間で200単語覚える」というような感じで英単語学習を進めていくということです。
3000単語収録されている英単語帳なら1週間で200単語ずつ覚えていけば3ヶ月ちょいで覚えられることになりますから現実的でしょう。
そして、先述の通り、英単語を覚える7日間において、毎日英単語の覚え方を変えましょう。
具体的なモデルコースは以下に示しますので、自分なりの方法などが浮かばない方はとりあえず以下のモデルコースの通りに英単語を覚えていっていただければと思います!
月曜日:全体を読む
まずは、その週に覚える単語を全て読みましょう。
この時は英単語を覚える努力をする必要はありません。
ただただ、その週に覚えるべき単語を全て読みましょう。
オススメは音読です。
その週に覚えるべき単語が載っているページに載っていることを全て(例文からその和訳、注釈まで)全て音読してください。
全体の音読が終了すれば、月曜日はそれで終了です。
もし余力があるのなら、どの単語は知っていてどの単語は知らないのか、印をつけると良いでしょう。
こうすることで火曜日からの暗記にメリハリがつくようになります。
火曜日:英単語→和訳
火曜日は「英単語を見てその和訳を覚える」という作業をしましょう。
まずは「英単語→和訳」の順に読んでいき、覚えていきます。
1周したら次は和訳の部分を隠して思い出しながら進めましょう。
和訳を思い出せなかったものにはチェックを入れます。
そしてもう1周、同じ作業を行いましょう。
この合計3周(英単語→和訳の順に覚えながら読む、和訳を隠しながら確認する×2)が終われば火曜日は終了です。
この3周で覚えきれなくても全く問題ありません。
あまり完璧主義にならず、淡々と進めていきましょう!
水曜日:和訳→英単語
水曜日は火曜日の逆方向で英単語を覚えていきます。
つまり、英単語の方を隠して、「和訳→英単語」の方向で思い出しながら確認していきましょう。
ここで、思い出せなかったものにはチェックを入れます。
これも3回ほどスピーディーにやりましょう。
この日も完璧主義にはならないように、淡々と「和訳→英単語」の方向で思い出し作業を繰り返しましょう!
木曜日:英例文→例文和訳
英単語帳としては例文が載っているものがオススメです。
本サイトでおすすめしている単語帳にも全て例文が載っているので、もしよければそちらも参考にしてみてください。
さて、木曜日は英単語ではなく、例文を使って学習を進めます。
まずは「英語の例文を読んでその和訳を確認」しましょう。
次に、和訳の部分を隠して英語の例文を読み、自力で意味を理解できるかどうか(特にその覚えるべき単語の部分)を確認しましょう。
この時同時に、その例文で学ぼうとしている英単語の他の日本語訳も思い出すと良い復習になります。
金曜日:例文和訳→英例文
金曜日は木曜日の逆です。
例文の和訳を見て、英語の例文を思い出すというのはなかなか大変な作業なのですが、ここはなんとか耐えましょう。
とはいえ、そこまで完璧主義になる必要はありません。
まずは例文の和訳を見て英語でその例文を言えるかどうか確認します。
言えなければ英語の例文を確認して、確認し終わったら上を向きながらその例文を暗唱します。
ポイントは英語の例文を「見ながら」音読しないこと。
確認したら一旦その英語から目を背けて、自力で思い出しながら英語例文を暗唱します。
この一手間が英単語を効率よく覚えるのにかなり重要になります!
ここは少し大変なので、2周3周する必要はないでしょう。
もちろん余力がある時は、2周ほどやってみるとより効果的です!
土曜日:確認テスト
土曜日はこの5日間の確認テストをしましょう。
まずは、英単語の日本語訳部分を隠します。
そして、英単語を見ながら、その日本語訳を思い出し、紙に書き出していきましょう。
一通り書き出したら、答え合わせをしてください。
次に、先ほど英単語の日本語訳を書き出したその紙を利用します。
自分で書いた(間違っているものに関しては修正した)日本語訳を見て、その横にその英単語を書いていきます。
つまり、「日本語→英単語」の方向での単語テストを行うということです。
これも一通り終わったら英単語帳を見ながら答え合わせをしましょう。
ここで、日本語訳、英単語どちらも正しく書けなかった単語が俺なのかきちんと把握し、それらについて復習します。
土曜日はこれで終わりです。
日曜日:固め作業
最後の固め作業です。
まずは土曜日に行った確認テストで正しく覚えられていないと判明した単語を優先的に復習しましょう。
次に、自分が不安な単語を中心に復習していきます。
それらについては付箋を貼るなどして、今後も定期的に見直せるようにしておきましょう。
これで7日間の英単語暗記プログラムは一通り終了です。
こうすることでより効率的に、飽きることなく英単語を覚えることが可能です!
まとめ
暗記作業・インプットというのは退屈さが最大の敵です。
同じような作業の繰り返しは退屈さを感じさせますから長続きしません。
そこで本記事では、退屈さを軽減し、かつ様々な方面から脳を刺激することで効率よく英単語を覚える方法として7日単位での英単語学習法を紹介しました。
もちろんこの方法をそっくりそのまま実行する必要はなく、皆さんの生活スタイルであったり、皆さん自身が楽しいと思えるような方法を織り交ぜて応用していただければと思います!
本記事で取り扱かったような効率的な暗記方法などについてより広く知りたい方は、以下の関連記事も読んでみてください!
オススメの英単語帳を知りたい方はこちらを参考にしてみてください!
コメント