こんにちは!SoftyStudyです。
本記事では、
✏︎最低何年分取り組めば良いか
について解説したいと思います!
実際、自分が高校生の頃も、いつくらいから過去問演習に入れば良いのかよくわからなかったのをよく覚えています。
それに、過去問に取り組むにあたって、どれくらいの量をする必要があるのかを知ることは、過去問開始時期や計画を立てるのに重要ですよね。
本記事の内容を参考に、過去問演習を有意義なものにして、志望校合格に直進しましょう!
受験での過去問演習はいつ頃から始めれば良いか
早ければ早いほど良い
過去問を受験直前まで大事に大事にとっている中高生を多く見ますがそれはNG!
過去問はある程度基礎力が着いたらどんどん解いていって良いです。
過去問演習は始めるのが早ければ早いほど良いので、「自分はもう標準的な問題集は学んだぜ!」と思ったら早速過去問に取り組んでみましょう。
というのも、過去問演習が早いほど、足りていなかった部分を学び直す時間を多く取れるから。
過去問を模試のように使い、合格可能性を予想するために使っている方も多くみますが、過去問は解いて一喜一憂して終わり...ではありません!
過去問演習の一つの意義は、志望校が要求しているレベルと自分のレベルの差を明確にして、足りていない部分を炙り出すことです。
そして、足りていないが明らかになれば、そこを埋めるように勉強し直す。
この繰り返しです。
よって、ある程度学力がついたなと思ったら早速過去問演習を開始しましょう!
標準問題が解けるようになったら共通テストの過去問1年分を解いてみよう
まずは、二次試験よりも基本的な内容が出題される共通テストの過去問やセンター試験の過去問を1年分解いてみましょう。
この最初の一回目は制限時間はあまり気にしなくて良いです。
それより、「時間無制限なら自力でどれくらい解けるのか」というのをチェックしてください。
1年分を解いてみてある程度できる場合
「時間無制限なら8割くらいは解ける。解けなかった分も解説を見ればすぐに理解できる」という感じであれば、ある程度の基礎力はついていると判断してOKです。
共通テスト過去問やセンター試験の過去問演習をそのまま続けて良いでしょう。
ただし、後述するように、共通テストはその「流れに対する慣れ」がとても点数に左右しますから、結局直前期には追い込みをかけることになると思います。
あまり早期から気負いして過去問演習を進める必要はないでしょう。
直前以外は、二次試験対策に注力してOKです。
ただし、「共通テストだけが受験科目だ」という方は、早めからどんどん解き進めていきましょう!
1年分を解いてみてさっぱりわからない場合
「時間無制限で取り組んでも半分前後しか解けない、解説をみても理解に苦しむ」という方はまだ基礎力が十分についていないと判断しましょう。
この場合は、教科書傍用問題集や基礎問題集を中心に、基本的な内容を学び直します。
基本内容の勉強にオススメの参考書や問題集は以下の関連ページをチェックしてみてください!
志望校の二次試験の過去問も1年分解いてみよう
共通テストの過去問がある程度できた方や標準問題をある程度解けるようになったと思う方は、志望校の二次試験の過去問も一年分解いてみましょう。
大体、公立高校の生徒なら高3の夏休みくらいには一回取り組んでみると良いと思います。秋以降の勉強の参考になりますしね。
記述試験対策にはz会がオススメです!
SoftyStudy自身も受験生の頃、z会の添削問題を解いて記述試験対策をコツコツ進めました!
記述対策はすぐにできるものではないので、早めのうちからz会の添削指導を受けて、減点されない記述答案を書けるようになりましょう!
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1年分を解いてみてある程度できる場合
「目標得点に対して6割くらいは解ける。わからない問題は解説を見れば理解することができる」という方はそのまま過去問演習を続けましょう。
なお、ここには「目標得点に対して6割くらいは解ける」と書きましたが、ここはみなさんの志望校の難度や合格最低点などにより、基準が異なるからです。
みなさんの得意科目/不得意科目の関係も踏まえて、各科目の目標得点を設定すると思います。
その目標得点の6割くらいは取れるというのであれば、そのまま過去問演習を続けて良いでしょう。
時期が早い(夏や秋)場合は、過去問演習と他の問題集を並行で進めると良いと思います。
冬前くらいになってきたら、過去問演習を集中的にして良いでしょう。
そして、共通テスト直前(1ヶ月前〜2週間前くらい)になれば共通テスト対策に切り替える、という感じです。
1年分を解いてみてさっぱりわからない場合
「目標得点の半分にも満たない、かつ解説を見ても理解に苦しむ」という方は、まだ二次試験の過去問演習に入るには早いかもしれません。
標準的な問題集を使って標準問題に対する学力を身につけましょう。
標準問題を解くための問題集は以下の参考ページを見てください。
本格的に共通テストの過去問演習に入る時期
共通テストの過去問演習に本格的に入る時期は、みなさんの志望校により異なります。
共通して言えることとしては、「英語リスニング対策」は夏休み頃(7月〜8月)くらいからコツコツ始めておくと良いということです。
というのも、リスニングはすぐにできるようになるものではなく、一定期間継続的に鍛える必要があるからです。
リスニング対策としては、共通テスト予想問題集のリスニングを使って定期的に問題を解いておくと良いでしょう。
共通テストの配点が高い大学を志望している方
一般的な医学部や共通テスト利用を出願するような受験生の方は、共通テストの重要性が高いです。
そういう方は「夏休み〜夏休み明け」くらいからボチボチ共通テストの過去問/予想問題を解き始めましょう。
そのまま「11月〜12月くらい」には共通テスト対策のウエイトを高くしていくと良いでしょう。
共通テストはまだ過去問が少ないので、予備校各社が出版している予想問題集を数冊用意して時進めると良いですよ!(直前期になると本屋さんで買いにくくなるので、早めに手に入れておくと良いかも)
※過去問集としては、量と解説の質という観点で、以下の河合塾から出ている「過去問レビュー」シリーズをオススメします!僕自身も使っていました。
二次試験の配点が高く、共通テストの配点が低い大学を志望している方
旧帝大などの国立大学志望の方などは共通テストの配点はあまり高くなく、二次試験での成績勝負になるところが多いですよね。
そういう大学を志望している方は、共通テスト対策は直前期のみにして、それまでは二次試験対策を詰めましょう。
ということで、オススメは「共通テストの1ヶ月前」からの開始です。
不安な方は2ヶ月前から始めてもいいでしょう。
また、二次試験対策をギリギリまで引っ張りたいという方は「共通テストの2週間前」から始めて、この2週間でやり切るというのもありです。
ちなみに、僕は3週間前くらいから開始しました(地理や国語などはもっと早くから始めていました。)
本格的に二次試験の過去問演習に入る時期
共通テストの配点が高い大学を志望している方
共通テストの配点が高い大学を志望している方は、二次試験の過去問演習は「共通テスト終了後」で良いでしょう。
共通テスト終了からは、国公立大学なら1ヶ月ほど時間があると思います。
私立大学でも2週間程度はあるでしょう。
過去問を解きつつ、時間配分や解く順番などを決めていくという感じです。
もちろん、共通テスト対策をしながら、二次試験対策も並行するというのが理想的ですが。
二次試験の配点が高く、共通テストの配点が低い大学を志望している方
二次試験の配点が高い大学を志望している方は、秋〜冬(11月〜12月)くらいには二次試験の過去問対策を本格的に開始したいところです。
共通テストと違い、二次試験は対策に時間を要しますから、早め早めに対策を開始しましょう!
過去問は最低何年分解けば良いか
共通テスト(センター試験)の過去問/予想問題は最低10回分は解こう
共通テストは独特の出題形式と、厳しい制限時間が難点です。
よって、共通テストの形に慣れる必要があります。
この理由から、予想問題を合わせて、最低でも10回分は演習をしましょう。
もちろん、得意科目であれば、3回分くらいで大丈夫になるかもしれません。
コンスタントに目標点を超えるようになればそれでOKでしょう。
二次試験の過去問は最低5年分は解こう
一般的な国公立大学/私立大学
一般的な国公立大学や私立大学の赤本(代表的な過去問集)は大体5年分前後収録されています。
よって、この赤本に収録されている年数は最低でも全て解きましょう。
もちろん、数年前のものを中古で購入して、どんどん遡るのは有用です!
古いものが手に入らない場合は、本サイトのオススメ参考書の紹介ページにある応用系の問題集に取り組むと良いでしょう。
東大・京大志望は最低10年分は解こう
東大・京大志望の方は少し話が違います。
そもそも、東大・京大の赤本は7年分ほど収録されていますし、この2つの大学は科目別に27ヵ年の問題集が販売されています。
しかし、現役の高校生が半年以下で27年分全て解くというのはなかなか厳しい話でしょう。
そこで、最低ラインとして、10年分は解くようにしましょう。
その上で対策が特に必要な科目に対しては27ヵ年を使って、演習を際限なく進めていくと良いと思います。
この2校の過去問は質が高く、過去問演習を一定量進めるだけで高校で学ぶ前範囲を復習することができますから、過去問演習は非常に有用です。とにかく過去問を進めましょう!
最後に
まとめ
- 過去問演習は早ければ早いほど良い→自分の足りない部分を埋める時間を確保できる
- 夏頃に共通テストと二次試験の過去問をそれぞれ1回解いてみよう
- 共通テスト過去問/予想問題は10回分は解こう
- 二次試験過去問は5年分は解こう
過去問演習に入る前に取り組みたい参考書を知りたい方へ
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