子供たちは社会で守る!〜虐待かもと思った時にするべきこと

コラム

コロナウイルスによる外出自粛の影響で家庭内暴力や虐待が増加傾向にあると言われています。

確かに、ずっとずっと同じ人と一緒に過ごしていると色々ストレスが溜まりますし、その上自由に外出もできないとなると、暴力性が出てしまうのも理解はできます。

しかし、だからと言って、DVや児童虐待は許される行為ではありません。

ただ、こういった暴力問題というのは、なかなか表に出てきにくいです。

さて、そんな中で、例えばあなたの隣のお家から毎晩子供の泣き声が聞こえてきたり、子供が玄関の外に一定時間出されていたりするのを見たとすると、あなたはどうしますか?

虐待かな?っと思ってもそれが間違っていたら失礼だし、例えば通報したとしても自分が通報したと知られたら嫌だな...なんて思いませんか?

そもそもどこに通報や相談をしたら良いのかを知らない、という方も多いかもしれません。

今回はこの辺りのことについて紹介したいと思います。

また記事の末には虐待に関して興味がある方におすすめの書籍を紹介してありますのでご参考までに。

虐待かも...と思ったら189番に相談!

まず、虐待を疑った場合にどこに相談したら良いのか、についてですが、それは児童相談所全国共通ダイヤルである189番です。

いちはやく」で覚えましょう!

この189番に電話をかけるとあなたの近くの児童相談所につながります。

どんな場合に相談したらいいの?

なかなか虐待かどうかを一般の方が判断するのは難しいですよね。

でも、「このような行為がされていたら虐待だ」というような明確な基準はありません。

子供が精神的・身体的に苦痛を受けていると考えられる場合にはいつでも相談するのが良いです。

参考までにいうと、大声で怒鳴ったり、お尻を叩いたりするような行為も虐待の一部に含まれます

なので、冒頭で話したように、毎日隣の家から子供の泣き声が聞こえてくる場合や、子供が家の外に一定時間出されている場合などは虐待と判断して189に連絡するべき状態ということになりますね。

ちなみに、日本では少々叩く程度のことは虐待とは一般には考えられにくい状況ですが、改訂児童福祉法改訂児童虐待防止法では体罰の禁止が定められています(令和元年より)

つまり、叩くという程度の体罰も法律違反です。

このようなことからも、おそらくみなさんが直感的に「虐待かな?」と思った場合には十分に虐待であることが多いと思います。

通報したら逆恨みされない? 私が通報したって知られない?

通報しても実際には虐待ではなかったらどうしよう、とか、通報したことが知られるとあとで逆恨みされたり、いじめられたりしないかな、などといった心配がありますよね。

でもこれに関しては心配しなくて大丈夫です!

児童虐待防止等に関する法律の6条において、189番に相談する際に「虐待の事実を確認する必要はない」ということが定められています。

また、同じ法律の7条に「通告者は保護(秘匿)される」と定められていますから、誰が189番に相談したかがバレてしまうことはありません。

また、虐待の定義には加害者の動機や悪意の有無は含まれていません
なので「良かれと思って」「しつけのために」「うちの家の教育だから」などは何の言い訳にもなりません

ちなみに、児童相談所への相談件数は1年に13万件以上あります。
割と多いように思えますが、日本小児科学会によると、これでも現在では1日に1人が虐待で死亡していると言われています。

このまま増加すると、将来的には虐待を受けたことのない人の方がむしろ珍しいというような状況になりうるとまで言われています...。

まとめ

いかがでしたか? 189番はご存知でしたか?

お恥ずかしい話、私は法医学で虐待について学ぶまで189番を知りませんでした。

よく悩みとしてあげられる「匿名性」や「実際には虐待じゃなかったらどうしよう」といったようなことは問題ないということがわかっていただけたでしょうか?

幼い子供にとっては親がある意味唯一の味方です。

その唯一の味方に暴力をふるわれてしまうと、彼らは自分ではどうしようもありません。

子供たちを救えるのは周りの大人しかいなくなるわけです。

「虐待かな」と思った瞬間、その子を助けてあげられるのはあなたしかいないんです。

数日後には重大な暴力をふるわれていたり、場合によっては殺されてしまっているかもしれません。

虐待を疑った時にはぜひ、189番に相談してくださいね。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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