単純接触効果 ~勉強でも、恋愛でも~

日本でもますますコロナウイルスの影響が大きくなっていますが、皆さんはお元気ですか?

毎日のようにテレビではコロナウイルスに関する報道ばかりが放送されていますよね。

さて、そんなニュースを毎日見ることで、「PCR検査」、「集団免疫」、「オーバーシュート」、「ロックダウン」などの専門用語を何の抵抗もなく聞き入れることができるようになっているのではないでしょうか。

しかし、改めて考えてみると、これらの言葉の正確な意味はご存じですか?
例えば、「PCR」って何ですか? 何の略ですか? どのような方法ですか?…
「集団免疫」って何ですか? イギリスが失敗したということは聞いたことがあると思いますが、では そもそも「集団免疫」というのは無謀な、机上の空論なのでしょうか?

改めて考えて見ると、意義と本当の意味は知らないという方が多いのではないでしょうか?

なのに、これらの用語は、特に抵抗なく聞き入れることができますよね。

これってなぜなのでしょうか?

もしも友達が専門用語ばかり使って話をしてきたら、全然頭に入ってこなくないですか?

なのに、コロナウイルスの報道で使われ専門用語に関しては抵抗がない…

これを引き起こしているのが今回のテーマである「単純接触効果(ザイアンスの効果)」です!

この効果は、勉強のスムーズな進捗や、恋愛などの人間関係に応用することができるので、ぜひ学んでみてください!

*PCRについて気になる方は下記のページをぜひ!

その言葉、知ってて使ってる?〜PCR法とは何か
コロナウイルスの蔓延でよく聞くようになったPCR法という言葉。ただ漠然と使っていませんか?正しい意味を知らないとデマに流される危険性が...PCR法とは何かを知ることで正しく考えられるようになりましょう!

 

単純接触効果とは

単純接触効果は別名ザイアンスの効果とも呼ばれる、心理学の概念です。

端的に一言で表すと、

認識する回数が多ければ多いほど、対象に対する親近感が増す

という現象のことです。

別名に出てくる「ザイアンス」というのはこの心理効果を提唱したアメリカの社会心理学者Robert Bolesław Zajonc(ロバート・ボレスワフ・ザイアンス)さんの名前から取られたものです。

ザイアンスさんは複数種類の顔写真を用意し、それぞれの写真を1回見せるものや10回見せる物、30回見せる物というように分類して様々な学生に提示しました。
その後、学生たちに、見た顔写真の人に対する好感度を聞きました。
結果、好感度と写真を見た回数が比例している(何回も見た顔写真の人のほうが好感度が高い)ということがわかりました。

このような実験からザイアンスは、単純接触効果を発見したのです。

 

勉強への応用

さて、ここで、単純接触効果が勉強においてどのように働くかを考えてみましょう。

皆さんは何か新しいものを学ぶときに、最初、わからない用語や概念がたくさん出てきて、すぐにあきらめてしまった…という経験はありませんか?
特に独学の時は強制力がないので、こういう状態に陥りやすいですよね…。

こういう時に、単純接触効果の知識が少し役立つかもしれません。

というのも、あきらめる前に、用意した参考書などを、特に内容を理解できなくてもいいので、一日数ページだけでも読み進めるのです。
そうして、毎日少しでもその学習内容に触れることで、単純接触効果が働き、だんだんと用語などに抵抗を感じなくなってきます。
こうすれば、少し、学習を続行しやすくなるでしょう。

また、単純接触効果という心理効果が人間にはあるのだ、という知識を持っていることが、学習をより確実なものにするための戒めにもなるでしょう。

というのも、冒頭で、昨今のニュースで取り扱われている専門用語についての質問をしましたよね。
それらの用語に対して、抵抗感を感じなくなっており、理解した気になっているが、実際には正確な意味は知らない、ということに気付いたと思います。

これは勉強にも起こりえます。
つまり、学校などで長い間勉強している科目については、毎日の授業などで、単純接触効果が働いています。だから、正確に意味を知らなくても、「知った気」になってしまっている可能性が高いです。
だから、テストで問われたときにこたえられないということがあるんですね…。

なので、勉強をしながら時々、「自分はこの用語の定義を正確に理解しているか」というのをチェックするとよいでしょう。
知らなければ調べて保管すればいいのです。

自分が何を知らないのか知らないというのが一番危険です。
無知の知こそが学習をより確固たるものにしてくれるのです。

ぜひ、単純接触効果という現象の存在を理解して、学習を進めてみてください!

*独学学習がやりにくい…という方はこちらもぜひ!

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恋愛への応用

次は恋愛への応用について考えていきたいと思います。
が、こちらは知っている人が多いかもしれません。
というのも、単純接触効果は巷では謎の恋愛術としてよく取り上げられているからです(笑)

なので、一般的によく言われていることと、自然に利用している行為の考察を紹介しておきます。。

まずは正攻法です。

好きな人ができたら、できるだけ毎日、その人と会ったり、話したりして、認識してもらう回数を増やすことです。

こうすることで、相手の方は自分に対して好感度を増していくというわけです。

ただし…これは言及されることがあまり多くありませんが、単純接触効果により好感度を増すことができるのは、「第一印象が悪くない」場合に限ります!

第一印象が悪い場合は、その悪い印象を毎回の接触機会で与えることになりますので、かえって嫌悪感を増すということになります…。

さて、話を戻しまして、毎日自分を認識してもらうというのはなかなか難しいものです。

同じ学校や職場の人ならまだ可能かもしれませんが、学校や職場が違う、もしくは週に数日しか会わないという人には難しいでしょう。
こういう場合どうするか…。

もちろん実際に合って会話をすることほど効果的なことはありませんが、それができない場合は、とにかく自分を認識させる回数や、自分の記憶を想起させる回数を増やしましょう(笑)

例えば、電話やLINEを頻繁にするというのも一つでしょう。
さらに、自分をより認識させるために、アイコンを自分の顔にするというのも手ですね。

あと、よく恋人同士でプレゼントをあげ合うというのがありますよね。
恋人同士のプレゼントというとネックレスなどのアクセサリーや香水、男性へはペンなど、日々身に着けたり、使用したりするものが多くないですか?

これって、自然と単純接触効果を使っていると思いません?
ネックレスを付けるたび、香水の香りを嗅ぐたび、ペンを使って何かを書くたび、彼氏や彼女のことを思いだします、つまり認識します。

わざわざ実際に接触しなくても自分の認識回数を増やすことができるのです。

と、言うことで、日常的に使用するようなものをプレゼントしたりするのも効果的かと考えられますね。
まぁ、ここまで考えてプレゼントすると、ある意味興ざめかもしれませんが…。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

単純接触効果。ご存じだった方はきっと恋愛テクニック的なイメージだったのではないでしょうか?

それは決して間違いではないですが、恋愛以外にも応用することのできる、人間の性質なんだということを知ると、より面白いですよね。

 

今回はフランクな内容でしたが、最後までお付き合いいただいてありがとうございました。
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体調には十分気を付けてくださいね!

 

 

では。。

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