【独学勉強法】京大医学部生が教える、参考書で独学する超効率的勉強法

ノートテイキング

皆さんは何かを学びたいと思ったとき、何かのスクールに通って習う派ですか?
それとも、本や参考書を買い、独学する派ですか?

筆者は独学派です!

でも、本を読んで何かを学ぶとき、一回読んだだけではもちろん覚えられませんよね。

だからといって、5回も6回も読みまくれるほどの厚さではないことも多いでしょう。

じゃあ、どうしますか?

人によっては、一周はきっちり読んで、二周目は一周目に理解できなかったところを読んで…というように何回か読む方法を使う場合もあれば、まとめノートを作りながら一周読むという人もいるでしょう。

これらの方法を全否定する気はありません。人によって好みもさまざまでしょうし。

でも、これらの方法はあまり効率の良い勉強法とは言えません。

では、効率の良い独学での勉強法とはどのようなものでしょうか?

効率の良い独学勉強法

効率よく独学で勉強するための方法は、

「復習用の問題を作りながら一周読み、次からはその問題を解くことで復習する」

です!
どうしてこのやり方が効率の良い勉強法なのか、その理由について解説していきましょう。

復習用問題を作る理由

よく、「学習はインプットとアウトプットから成っている」という話を聞きますよね。

参考書や本を読むことは「インプット」に当たります。

そして、復習用問題を解くことは「アウトプット」に当たります。

よくある勉強法であるまとめノート作りや、何周も本を読んだりする方法は、いわば「徹底してインプットを行う勉強法」です。

これは何かを学ぶのには脳科学的・認知心理学的に適した方法ではありません。

見る・読むではなかなか頭に入らないからです。

例えば、皆さんは今この記事を、スマホかパソコンで読んでくれていますよね。

今から画面を閉じて、今の時間を言ってみてください。言えますか?

パソコンであれスマホであれ、画面の端に時計があるはずですよね。

時間はずっと視界に入っていたはずです。
なのにほとんど答えられなかったんじゃないでしょうか。

これを言うと

「時計の方には集中していなかったから。勉強の時は集中して文章を読むから関係ないよ」

と反論する方もいるでしょう。

では、この記事タイトルは何ですか?思い出せますか?

ちゃんと読んでいることでも、結構思い出せないものなのです。

では、学習に適した効率的な勉強方法とは何なのか。

学習し知識を定着させるには、概念を知った後でそれを想起することが重要であるということが認知心理学の研究で明らかになっています。

少し難しい言い方だったかもしれませんが、この「想起」というのが「復習」に相当します。

「あーこれさっき読んだんだけどなぁ…何だったけ…えっとぉ…」というむずがゆい経験、誰しも一度はしたことがありますよね。

これです!この出そうで出ないもどかしい感じが学習にはとても重要んです!

復習問題をメモしながら読み進めれば、次はこの「想起」をひたすら行い、記憶を強化することができます。

だから、復習用問題を作りながら参考書を読むのがいいのです!

思い返してみれば、小中高時代は「問題集」というものがありましたよね。

あの問題集を何度もすることで知識を定着させたり、また教科書を読むだけではわからなかったけど、問題集をしているうちに理解していた、という経験をした方も多いのではないでしょうか?

それは「想起」によって概念が整理されていたからなんです。

復習用問題以外に想起の機会を増やす方法

復習用問題を作ることをお勧めしましたが、それ以外にも想起を行う方法があります。

1ページ、1章、1テーマなど区切りのいいところで一度本を閉じて、そこの内容を見ずに口で説明してみる

という方法です。

これを繰り返しながら読み進めていくのです。

このフェーズを一つ挟むだけでも、知識の定着率は大きく変わります!

復習問題までメモするのも面倒!、という方もこれくらいならできるでしょ?

ぜひぜひやってみてください!!

まとめ

ここまで、参考書や本などで独学する方法について解説しました。
まとめると、

Ⅰ.「復習用問題を作りながら読み進めて、問題を解くことで復習する」
Ⅱ.「ひとまとまり読み終えるごとに本を閉じて、自分で解説できるかチャレンジしつつ読み進める」

の二つです!

初めは、あまり効果がないように感じるかもしれませんが、資格試験などを受けてみると結果の違いは歴然だと感じられます。

皆さんの学習が少しでも効率よく、楽しく行えるようになることを願っています!

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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参考文献(これを読んでより良い勉強法を確立しよう!)

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