「変わりたいけど変われない」「新しい環境に馴染めない」
こんにちは!SoftyStudyです。
皆さんは何か「変わりたい」と思うことはないですか?
また、「環境の変化にすぐに適応できるようになりたい」と思うことはないでしょうか?
「新しいことに挑戦する勇気ある人間に変わりたい」「人付き合いが苦手な自分を変えたい」「新生活の新しい人間関係に早く慣れたい」「他の魅力的な仕事に変えたい」などなど。
現状に対して十分に満足しているという方は少ないでしょうから、きっと何か「変わりたい」「変えたい」と思っている部分があると思います。
一方で、その「変わりたい」「変えたい」という思いは実現したでしょうか?
きっとずっと昔から「変わりたい」「変えたい」と思っていながら、一方でずっと変わらずにいる、変えられずにいる。
現状の状態に不満を抱きつつも、住みよく定着している。
そしてまた、そんな状況に甘んじて定着している自分が嫌になる。
こんな負のサイクルに入っている方も多いのではないでしょうか?
筆者も変われずに悩んだ
如何せん、筆者自身がそうです。
僕は「人に話しかけること」「人と仲良くすること」が苦手です(文字にするとなんだか人間じゃないみたいですね笑)
これは「人が嫌い」というわけではなく、「人にどう思われるかが気になって、自分から働きかけることができない」という感じです。
この悩みは昔からずっと抱いている悩みです。
いつか変わりたい、いつか自分から人にコミュニケーションをとっていける人間になりたい。そう思っていました。
でも、ずっと変われずにいました。
しかし最近、少しずつこの「悪い癖」を変えることができてきています(まだ完全に「人と関わること楽しい!!」とはなれていませんが...。)
そのきっかけの一つになったのが、Spencer Johnsonさんが書かれた「チーズはどこへ消えた?(原題: Who Moved My Cheese?)」です。
チーズはどこへ消えた?
この本は2匹のネズミと2人の小人が迷路の中でチーズを探す物語です。
「変わりたいけど変われない」という話と「迷路の中でチーズを探す物語」の何に関係があるんだ?と思う方もいらっしゃるでしょう。
実はこの物語の「チーズ」は僕たちが追い求めるもの、変われたその先にあるものを表しています。
また、「迷路」は僕たちの人生そのものを表しています。
ネズミたちは「単純」な考えの持ち主で、今いる環境が変化すればすぐに次の環境を探しに行動します。
その行動はとても効率の良い動き方とは言えず、とにかく手当たり次第行動するという感じです。
一方で小人たちには「複雑」な考えがあります。
なので、よりスマートに、きちんと考え悩んでから行動しようと彼らはします。
行動した場合のリスクや効率性をあらかじめ考えるのです。
どうですか、この小人たちはなんだか「新生活の変化になれられない」「変わりたいと思いながらもずっと変われない」「リスクをとって新しいことにチャレンジできない」と言っている僕たちにそっくりではないでしょうか?
物語の中で、この小人2人のうちの1人は意を決して変化を受け入れるようになります。
効率やリスクを考えることはとても大切です。
効率よく夢を叶える方法を考えた方が夢への近道でしょう。
新しい挑戦に失敗したら100億円の損失が出るとすれば、まずはより損失の少ない方法がないか考えるべきでしょう。
僕の例で言うと、「今のタイミングで話しかけても迷惑ではないか」「距離を一気に縮めすぎて引かれないか」を考え、適切なタイミングや距離感を考えることは大切です。
考えに考えて、「まあいっか」では意味がない
一方で、この「考える」という行為はある程度のところで止めることも重要です。
つまり、「行動に移す」ということです。
変われずにいる多くの人は「考える」というところまでで止まっていて、結局「行動」に移ることができていないのではないでしょうか。
ある程度「考え」たら、その先はあまり深く考えずに「行動」する。
こうすることで何か自分の環境は変化します。
その変化がポジティブな変化であればそれはそのままで良いでしょう。
一方で、もちろんネガティブな変化が起きるということもあります。
つまり、失敗したということですね。
しかし、その時はまた同じプロセスを繰り返せば良いだけです。
つまり、またその失敗を克服するための方法を「ある程度考え」て、その次はとやかく考えずに行動に移す。
この繰り返しで必ず成功に辿り着くことができます。
特に、失敗すればするほど、「ある程度考える」のプロセスの精度が上がりますから、どんな結果であれ確実に成功に近づいているということです。
時間が少しかかるか、すぐに成功しちゃうかだけの違いですね。
今までの自分を嘲笑して変わろう
どうですか?こう考えると今まで考えて考えて、精神をすり減らして、疲れて、結局「まあいっか」と行動しなかったのがバカバカしく思えてきませんか?
僕はこの「チーズはどこへ消えた?(原題: Who Moved My Cheese?)」を読んで、今までの自分を嘲笑できるようになりました。
最初にお伝えした通り、まだ完全にラフに人に絡んでいくことはできませんが、それでも昔の自分と比べるといくぶん社交的にはなれました。
「変わりたいとずっと思っているけど変われずにいる」「新生活や新しい環境に馴染むのに苦労する」「そんな自分が好きでない」という方は一度この「チーズはどこへ消えた?(原題: Who Moved My Cheese?)」を読んでみてください。
100ページもない薄い本です。週末少し時間をとればすぐに読めます。
僕と同じような悩みを抱えている人が、少しでも前向きに生きていくことができたら嬉しいです!
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