こんにちは、SoftyStudyです。
英語力向上のためには単語学習が必要不可欠です。
一方で、本屋さんに行くと英単語帳ってあまりにもたくさんあって何を選べばいいのかわからなくなりますよね。
そこで、本記事では、僕が今までに使ったことのある単語帳、もしくは講師として扱ってきた単語帳の中から学習に最適だと思うものを選抜して紹介していきます!
英単語帳を選ぶのに悩んでいる方は、本記事で紹介したものの中から一冊選んでいただいて、それを隅から隅まで覚え切っていただければ、確実に英語力を向上させることができます。
オススメの英単語帳3選 +α
鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
まずは鉄緑会から出版されている鉄壁です。
僕は実際にこれを完璧にして入試に臨み、合格することができました(完璧にするまで4〜5周ほどかかってしまいましたが…)
この単語帳のいいところは、イラストなどにより感覚的に単語を捉えることができる点です。
この「感覚的に英語をとらえる」というのが、英作文で特に重要になります。
日本語が同じでも英語では違うというのが多々あるからです。
たとえば、vagueとambiguousの違いはわかりますか?どちらも日本語訳としては「曖昧な」ですが、その意味(概念)は少し違います。
このように、表面的な「日本語訳」ではなく、その英単語そのものがどのような概念を含んだ言葉なのかまで学習することができるのが「鉄壁」の最大の特徴と言えるでしょう。
もう一つの良い点は、テーマごとにセクションが区切られているので、近しい語句をまとめて覚えることができるという点です。
たくさん物事を覚えると、その分他のことを忘れてしまうと考える人が多いですが、これは正しくはありません。
記憶は、他の記憶と結び付けることでより強固になります。
つまり、近しい語句を一気に覚えることで、それらを関連づけることができ、より確実に単語を定着させることができるのです。
もちろん何気なく覚えているだけでは関連づけがなされませんから、自分から積極的に、それまでに出てきた語句と新出語を関連させる意識を持って進めていってください!
そして、鉄壁は各セクションの最後に確認テストが収録されています。
これも非常に素晴らしい。
英単語学習は往々にして、インプットばかりの学習になりがちなのですが、効率よく単語を学び覚えるためにはアウトプットが非常に重要です。
鉄壁の各セクション最後に掲載されている確認テストは、このアウトプットの場を提供してくれていることになりますから、単語帳を「覚えたつもり」のままで終わらせずに、きちんと理解した上で覚えられているかを自分で確認しつつ進めることが可能です。
さて、鉄壁はこのように英単語帳として優れた点が多いのですが、唯一の欠点はCDが別売りかつ少々お高い…というところです。
英語は言葉ですから、音を聞いて学習することが必要不可欠なのでぜひCDもセットで買って、耳でも覚えるようにしていただきたいところです。
ただ、予算の都合上CDまでは買えないよ…という人は無理してCDまでは買う必要はないでしょう。
単語帳そのものだけでも十分に強力な教材ですので、ぜひ手に取ってみてください!
速読英単語
次におすすめなのはZ会が出版している速読英単語です。
この単語帳の特徴は言うまでもなく「文章の中で単語を覚える」という点です。
速読英単語は単語帳というよりも「単語の解説が豊富な長文集」という感じですね。
先述の通り、記憶というのは関連付けが多ければ多いほどより確実なものになります。
長文を読むことで単語を覚えると、その長文の内容と覚えたい単語が関連付けられるので、より確実に単語を覚えられるということですね。
しかも、この速読英単語で収録されている長文の内容が面白いんです!
普通に読み物としても満足のいく内容です。
明日友達に話したくなる内容、という感じですね(笑)
興味をそそられるような内容の文章を使い、その文章を読むために必要な語彙を身につけていく、という本来あるべき言語学習の形を再現した単語帳がこの「速読英単語」と言えるでしょう。
さて、この速読英単語の弱点も、CDが別売りで少し高いというところなんです。
ただ、先ほどの鉄壁よりも、こちらのCDは買う価値があると思います。
というのも、長文の音声が入っているので、それを聞くとそのままリスニング対策にもなるんです!
一度読んでいるものですから聞き取りもそこまで難しくはなく、電車などでも手ぶらで復習が可能になります!
速読英単語を使おうと思っている方はぜひ、CDも併せて購入して、リーディングだけでなくリスニングも総合的に学習していきましょう!(CDのリンクも貼っておきますね。)
加えまして、速読英単語には上級編もあります。
必修編をマスターした人はこの上級編に進みましょう。
上級編は単語が難しくてオーバーワークだ、という意見をよく見ますが、はっきり言ってそんなことはないです。
そもそも、オーバーワークかどうかなんて心配する必要ありません。勉強にやりすぎはないので。
皆さんはそういう甘言に飛びつかず、コツコツ努力していってください。
英単語の語源図鑑
この単語帳は接頭辞や語幹、接尾辞などの語源知識に基づいて単語を整理した本になっています。
正直、語源を知っていればどんな単語でも意味の推測が可能かというと個人的にはそんなことはないと思います。
しかし、語源を知っていると覚えやすさが格段に違います。
また、同じ語源の単語同士の関連付けができますので、忘れにくくもなります。
漢字でも部首や作りの意味を知っていると覚えやすくなったり、知らなくてもある程度の意味を感じ取ることができますよね。そういう感じです。
ただし、この単語帳だけでは受験には不十分です。
よってこの「英単語の語源図鑑」は、上記の2つの単語帳(鉄壁か速読英単語)と併用することをお勧めします!
[high level] Vocabulary for IELTS with answers
これは大学受験対策のための単語帳ではありません。IELTS対策用の単語集です。
問題を解きながら語彙力をつけいていくという構成になっていて、英語を英語のまま覚えることができます。
よって、英語力そのものの向上には最適です!
ただし、和訳を課される日本の大学入試問題には少し不向きですね。
英語力はそこそこついていて、リスニング力やライティング力など英語そのものの理解を深めていきたいという段階の方にお勧めします!
それ以外の方々も、大学入学後にはぜひこれを使ってさらに英語力を深めていってください!
まとめ
気になる単語帳はありましたか?
気になるものがあった方、またそもそもどの英単語帳を使えばいいのか自分では判断できないという方はぜひ本記事で紹介した単語帳(特に「鉄壁」か「速読英単語」)を使って英単語学習をすぐにでも始めてみてください!
英語は語彙力がつくと一気に読めるようになりますし得点も上がってどんどん楽しくなります!
ぜひ、英単語の知識を楽しく身につけて、英語を好きになり、また皆さんの目標とする大学にも合格してください!
コメント