難関大学を目指す皆さんは、二次試験で必ず記述式の試験を解くことになりますよね?
記述式答案の書き方ってちゃんと意識して勉強していますか?
実際、自分一人では、ちゃんと採点者に伝わるような答案ができているのか判断できませんよね。
また、自分では大丈夫だと思っている答案でも、模試や定期テストが返却されると減点されている、ということが多々あると思います。
それは、自分の感覚と適切な答案作成とにズレがあるということです。
それに、特に現代文の答案や英作文の答案なんかは模範解答通りの解答になることは少なく、自分の答案でもいいのか、ダメならどの部分がダメなのかというのが一人では判断しにくいです。
そんな時には添削指導をしてもらうしかありません。
プロの目から客観的に自分の答案を採点してもらって、欠点について指摘してもらう。
これしか成長の方法はないです。
現在高校生の方で、学校に信頼できる先生がいるという方は、まずはその先生に添削をお願いしてみるのが良いでしょう。
一方で、学校に添削を頼めるような先生がいないという方や、浪人・再受験等でそもそも添削をお願いできる人がいないという方も多いと思います。
そんな方々にはZ会がおすすめです!
進研ゼミも添削指導として有名ですが、残念ながら僕は利用したことがないので、今回は僕が受験期にお世話になったZ会の通信教育の紹介をしたいと思います!
Z会で勉強することによる利点
その一 的確な添削指導により答案作成力が身に付く
これは言うまでもないことですが、プロの目で批判的に添削してもらうことによって自分の答案の良くない部分が明確にわかります。
良くない部分がわかればそれを修正するだけですから、よりピンポイントに勉強を進めることが可能と言うわけです。
そして、添削指導で嬉しいのは現代文と英作文の添削です。
模範解答と違っていても、客観的に見て自分の答案を評価してくれます。
だから、形式が違ったところで論点が合っていればちゃんと丸をくれますし、おかしい部分があれば、その答案の方針にできるだけ沿って修正してくれます。
これは本当にありがたいですね。
英作文だと間違ったニュアンスで使ってしまっているフレーズなどにも指摘が入りますので、自分の表現力がより精緻化されるというわけです。
現代文でも足りていない要素が何か、そしてその要素をなぜ入れるべきだったのかを書き込んでくれるので反省をしやすいです。
その二 思考力を鍛える教材
Z会の添削教材は二次試験での記述式答案を想定しているので、その添削課題はやや骨のある問題で構成されています。
ですから、自分の知らないテーマなどでも根気強く考え、答案を作成するという練習が積めます。
脳味噌に汗をかくイメージですね。
実際、簡単or定型の問題を解いて反応速度をあげることは非常に大切なのですが、そればかりだと考える力が身につきません。
思考系の問題ってセンスの問題に感じがちですが、決してそんなことはなくて、どれくらいしっかりと考える練習を積んだかによります。
じっくり考えて取り組むことでその問題で学んだことは鮮明に覚えますし、何度も繰り返すうちに、考え方の幅が広がるんです。
「あの手この手」の「手」が増える感じです。
市販の問題集は入試問題を集めたものが多くて、なかなか考える練習をするための問題集ってないんですよね。
どうしてもカブりが出てきてしまいますし、、、。
ですので、毎月しっかりと頭を使って、思考力を鍛えることのできるZ会は、難関大学対策に最適です。
その三 解説が丁寧&面白い
添削課題は次の月に解答解説が送付されるようになっていますし、提出するとオンライン上で閲覧できるようにもなります。
このシステムも個人的には好きです。
というのも、解答が手元にあるとどうしても見ちゃいませんか?笑
でもこのように「出さないと見れない」、「来月にならないと見れない」という環境になることで否が応でも答えを見ずに自分で考えることになります。
答えって、見てしまうともう後戻りができませんからね。
手品のタネを知ってしまった後ではその手品を純粋に楽しめなくなるのと同じです。
思考力を鍛えたい場合は特に、答えを見ないで考えるプロセスが大切なんですね。
本題に戻って、まず、この添削課題の解説はとても丁寧です。
英語であれば複数の答案例で様々な表現を学べますし、数学でも複数の別解が提示されています。
また、学習者が失敗しやすいポイントなどについても言及されていることがあり、意識的に気を付けるポイントが明確になります。
さらに、この解説には問題の裏設定や派生知識などがコラム的に書かれていることがあり、これが読んでいてとても楽しいです。
勉強ってどうしても無味乾燥になりがちで、「こんなもの将来何の役に立つの?」となりがちですが、このコラムを読むと勉強内容が日常のどんなところに利用されているのかやどんな場面で利用されているのかが明確になり、モチベーションが非常に上がります!
次の日に友達に小咄として話したくなるような感じです笑
このような派生知識をつけるとより学習内容が脳に定着しますので、実際勉強そのものにも効果があるんです。
お得な感じですね。
その四 勉強をする習慣がつく
これは利点というよりもZ会を利用するにあたっての明暗を分けるポイントですね。
というのも、Z会はあくまで通信教育です。
毎月届いた添削課題を自分で解いて提出しなければなりません。
誰も添削課題をやりなさいとは言ってくれませんし、やらなかったところで先生に怒られるということもありません。
ですから、自分でマネジメントして提出しなければ溜まっていく一方です。
しかし、ペースを掴んでしっかりと解答・提出・復習のサイクルを確立すれば、学力が伸びることは確実ですし、自己管理能力も身につきます。
これは軽く見てはいけないポイントです。
大学生の方や社会人の方が身近にいるなら聞いてみて欲しいのですが、高校を出ると、学習というのは自己管理で進めていかないといけなくなります。
今まで学校の先生に叱咤されながら言われた通りにするだけだった人はこれが本当にできないんです。
何をしたらいいかわからないし、自分で決めただけのことは続けることができないんですね。
でも、自分で習慣を確立して、能力を磨くことができれば、このような人とどんどん差をつけることができます。
世の中のほとんどの人が自分で習慣を作って努力することなんてできないので...。
ですから、受験という避けられない課題に取り組むついでに、自己コントロール能力もつけておけば、大学を出るときに「自分は大学で一体何を学んだんだろう」というような虚無感を味わうことなく、学びも充実した大学生活を送ることができるようになります。
受験勉強の内容そのものもためにはなりますが、個人的にはこの自己コントロール能力が一番、受験期に身につけていてためになった力だと思います。
おかげで今でも毎日コンスタントに勉強できていますからね。
「どうせ途中で飽きて続かないだろうな」と尻込みしているあなた!
やってみないとわかりませんよ。
別にこれに関してはZ会でなくても何でもいいです。
「毎日問題集を5問する」というのでもいいですから、とりあえず何かコンスタントに続ける練習をしてみてください。
Z会を利用しようと考えている人は、添削課題をきちんと取り組んでためずに提出することに注力すると良いでしょう。
学力も自己管理能力もついて、一石二鳥です!
まとめ
いかがでしたか?
添削課題と言っても対して多くはありませんから、実際の負担はそんなにないです。
記述答案作成に関しては自分一人で勉強するのは限界がありますから、添削指導をうまく活用するのがいいと思います!
せっかく勉強したのにうまく答案が作成できずに点数が取れないなんて、こんなに悔しいことはありませんからね。
今回は僕がお世話になったものということでZ会を紹介しましたが他にも進研ゼミなど添削サービスがありますのでぜひ色々と調べて、試してみてください。
Z会は以下のリンクから資料請求ができます。
資料は無料で請求できますから、とりあえず資料だけでも取り寄せちゃいましょう!
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