(考察問題が苦手?) 生物[生物基礎・生物] 思考力問題精講の効果的な使い方

勉強法(各論)

「生物は暗記科目だ」なんてことがよく言われますが、これは決して正しくありません。

もちろん、暗記しなければならない用語は多いです。
物理で暗記しなければならない公式の数よりも生物で暗記しなければならない用語の方が多いでしょう。

しかし、実際にはこの用語を暗記したところからがスタートです。
きっとこのページを見てくださっている方は生物選択で、考察問題や思考力問題を解く力をつけたいという方だと思います。

そんな時におすすめなのが旺文社から出版されている「生物思考力問題精講」です!
金色の表紙が印象的な問題集です。

今回はこの思考力問題精講の使い方について説明していきます!

どんな人におすすめか

この問題集は教科書などには載っていない事柄を題材にして考察させる問題を中心に収録している問題集です。

なので、基本問題や定番問題を効率よく解いていくタイプの問題を出題する大学を志望している方は取り組む必要はないでしょう。

逆に東大・京大・阪大のように、定番問題はあまり出ず、初見の題材で考察させるタイプの問題を出題する大学を志望する方には非常におすすめです。

取り組む時期・順番

考察問題を考えるためには、基本事項は確実に押さえておく必要があります。

なので、使用する位置付け的には、中〜中上級程度の問題集(重要問題集とか大森徹の最強問題集とか)を終えた後、もしくは志望校の過去問を一通り終えて、プラスアルファで考察問題の練習をしたいという時が良いでしょう。

まだ骨のある問題に取り組み始めたばかりの人で、考察問題が解けないという人にはあまりおすすめしません。

というのも、そういう人たちは、考察する練習が足りないのももちろんですが、そもそも考えるための材料(つまり知識)がまだ不安定であることが多いからです。

思考力とか考察とか言うとセンス感が出てきますが、これは決してセンスではありません。

発想は知識により生まれます

ですから、まだ知識が不十分な人や基本問題・定番問題に習熟していない人は考察ができなくて当然です。

そういった方は焦らず、基本事項を身につけることの方が重要ですので、重要問題集や大森徹の最強問題集などの網羅系の問題集で、基本事項と考察をバランスよく学びましょう。

復習・整理の仕方

思考力系の問題は初見(一発目)が命です。

なので、もしも全く答案が書けないという場合は答えを見ずに、数週間後に再度挑戦するようにすることをおすすめします。
そんなに問題数も多くないので、このように使っても大丈夫でしょう。

では、答案は書いたけど、答え合わせをしてみた時に間違っていた場合はどのように反省すればいいでしょうか。

僕は以下の点を意識して反省・整理していました。

[方針が間違っていた場合]
①自分がその答案を思いつくに至った思考のプロセスを言語化して書き出す
模範解答の着眼点とどこが異なっていたのか確認する
③なぜ模範解答がその着眼点に目をつけたのかを言語化して書く

こうすることで、目の動かし方、頭の働かせ方を意識的に学ぶことができます。
あとは次の問題で実践するという感じ。
もちろん、二回目を解く時には、この一回目に意識化したことをきちんと意識して復習しましょう。

[答案の書き方が不適切だった場合]
①自分の答案をパーツごとに分けてそのパーツの役割を書く
例:答案:「<移植片にある非自己抗原>(a)により<免疫反応が起こった>(b)から」
(a);(b)が起こる原因
(b);問題で与えられた現象の直接の原因
模範解答:「<移植片にある非自己のMHCをT細胞が認識>(a’)し、<細胞性免疫が働き>(b’)、<移植片細胞が破壊された>から」
(a’);(b’)が起こる原因
(b’);(c’)が起こる原因
(c’);問題で与えられた現象の直接の原因

②パーツごとに何が欠けていたのか考え、どうすればよかったかを書く
例:(a)(b)は(a’)(b’)と比べて具体性が低い→次はより具体的な用語を使って記述するようにする
直接の原因に関して、模範解答の方が直接性が高い→答案を思いついたらより直接的な原因に言及できないか一度考える

という感じです。答案と解答の文章をパーツに分けて、パーツごとの役割を分析することで足りなかった部分を知る、という感じです。
そして、次に別の問題を解く時には必ず意識して解くという感じです。

以上のように、考察問題を反省・整理・復習するには
意識化→実際に使う→定着
を繰り返すしかありません。
この意識化をやっている人があまりいないように感じます。

考察力をつけるにはこれくらい意識化して比較しないといけません。

まとめ

  • 生物思考力問題精講はある程度基本問題に習熟した後で使用することをおすすめ
  • 意識化→実際に使う→定着」のプロセスを繰り返すことで思考力を養う。この時、意識化を大切に。

という感じです。
すでに一通り生物の学習を終えていて応用力、思考力を身に付けたいという方はぜひ、
思考力問題精講に取り組んでみてください!

面白い問題ばかりなのでとってもおすすめですよ!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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では。。。

参考

生物[生物基礎・生物] 思考力問題精講
大森徹の最強問題集159問 生物[生物基礎・生物] (シグマベスト)

 

答案を自己添削するのは難しい…という方におすすめ!


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