英単語を覚えるのってなかなか大変ですよね。
そもそも量が多い。市販の単語帳でも数千語が収録されていますし、それだけで英文が読めるようになる訳でもないので英文を読みながらもどんどん知らない単語を覚えていかないといけません。
それに、バラバラの単語を一つ一つ覚えるのも骨が折れます。
一つの単語に一つの意味でもないし、熟語になるとニュアンスが変わってしまうものもあります。
新しいものを覚えたら前に出た単語を忘れてしまうし、、、。
真剣に勉強しようと思えば思うほど途方にくれてしまう、、、。
そんなあなたにはマインドマップを利用して英単語をまとめて覚えることをおすすめします!
マインドマップを使えば自分の頭での連想構造を利用して英単語を芋づる式に覚えることができるので、数が増えれば増えるほどより確実に単語を覚えられるようになるんです!
魔法のような方法でしょ?笑
マインドマップとは何か
マインドマップはイギリスの教育コンサルタントであるTony Buzan氏によって開発されたアイデアの整理方法、アイデアの出し方、学習方法のことです。
ノート術と言ってしまうと、アイデアを出すときなどへの適応が失われてしまう気がします。
次の写真は、僕が実際に書いたマインドマップの一つです。
実はこれ、細かく言うと適切なマインドマップではありません。
なので、これが模範的な書き方だとは思わないでください。
次の項の「マインドマップの書き方」を見ていただくと、なぜこれが正しいマインドマップではないのかがわかると思います。
このように、マインドマップを使うと一つの中心概念から連想される概念を周りに配置することで、関連のある概念をまとめることができます。
人間の記憶のメカニズムには、未だに解明されてない部分がたくさんあるのですが、そのうちの有力な説として、同じ類の記憶は近い位置に配置され、一つが思い出されるとそれに関連する記憶を保存する神経細胞も興奮するというものがあります。
ちょっとややこしいですが、例えば、「りんご」という言葉を聞いた時に、同時に「赤色」「果物」「リンゴジュース」などの記憶も刺激されるということです。
このような記憶のメカニズムに基づいてマインドマップは設計されています。
それともう一つ。僕のマインドマップが正しくないという話をしましたが、その理由は、色や絵がないからです。
正しいマインドマップは各概念により色を変えて書かれますし、また概念を表すイラストをふんだんに描きます。
例えば、僕のマインドマップだと、中心の「消化器系薬」と書いている部分に消化器の絵を描いたり、「消化性潰瘍胃腸薬」のところに薬のカプセルの絵を描いたり、という感じです。
こうすることで、視覚的な記憶を促進するという狙いがあります。
ただ、僕はズボラで、しかも壊滅的に画力がないので、ただ文字だけを白黒で書いています、、、。
まあこれでも十分に学習の助けになっているので全く問題はないです。
マインドマップはあくまでも手段で、目的は学習事項を頭に入れることなので。
マインドマップの書き方
さて、マインドマップがどのようなものかイメージをつかんでいただいたところで、簡単にマインドマップの書き方をまとめます。
ただし、実はマインドマップはしっかりと描こうとすると結構奥が深いです。
なので、もっとしっかりと厳密にマインドマップの書き方を知りたいという方は、一気に読み飛ばして、「さらに学びたい人のためのおすすめ書籍」にある本を読んでみてくださいね。
ここでは大まかな書き方をまとめます。
- 中心となる概念を決め、それを中心に書きましょう。
- 中心となる概念を表すようなイラスト、1で書いた中心概念の部分に描きましょう。
- 中心概念から連想される事項を、中心概念の周囲に書きます。
- 中心概念から幹を伸ばして、その上に3で書いた関連概念を乗せましょう。
- 3で書いた関連概念から、さらに連想される事項を書き、枝を伸ばして乗せていきます。
- ここまでの作業を繰り返します。連想されることをどんどん伸ばして行っても構いませんし、中心概念から思いつく他の関連概念を伸ばして、そこから枝を増やして行っても構いません。
こんな感じにどんどん枝を増やしていきます。途中の関連概念の部分でも、それを表すイラストを描けるとなお良いでしょう。
書き方自体は簡単でしょ?
ここで注意なのですが、各概念は単語で書くことが望ましいです。
単語で書くことで一目でその概念を想起させることができるからです。
まあ、先述の僕のマインドマップの例を見ると文が書いてあるので、説得力はないかもしれませんが、、、。
マインドマップで英単語を整理する
マインドマップの書き方がわかったところで、これを英単語学習に応用しましょう。
中心概念は、広すぎるとキリがなくなってしまうので(例えば「動詞」とか)、少し狭めのテーマに設定しましょう(例えば「生物学」「心理学」というような感じ)。
あとは、マインドマップの書き方にそって単語をどんどん連想していくだけです。
連想そのものに根拠は要りません。
自分が関連して思い出せたならそれはもう書いてしまいましょう。
また、その時に思いつかなくても、別の日に眺めていたら新たに連想される単語が出てくると思います。
その時は逐一書き足していってください。
書き足すことも考慮すると、紙に書く場合はB4などの大きい紙に、ゆとりを持ちながら書き進めることをおすすめします。
また、もしiPadをお持ちなら、GoodNoteなどを利用して書くと良いでしょう。
そうすると書き直しにとても便利です。
実際僕はGoodNoteを利用して、マインドマップに授業内容をまとめています。
そして、マインドマップは書き終えても毎日見直してくださいね。
「覚えよう」と力を入れて見直す必要はありません。
読むだけで十分です(「眺めるだけ」は不十分だと思います。意識的に読みましょう)。
作成の際の色彩やイラストで十分に記憶に残るようになっています。
作成→見直し→書き足し→見直し・・・の繰り返しです。
まとめ
いかがでしたか。
絵を描くことが得意な方などは特に、楽しんで行える勉強法なのではないでしょうか。
僕のように絵が苦手な方は、まずはイラストなしで作ってみるのもいいかもしれません。
それでもかなり役立つので!
きっと今、この記事を読んだだけでは、実際に効果があるのか疑っている方もいると思います。
それが当然です。
でも、疑っているだけで結局試さなかったら、この記事を読んだ時間は一切無駄です。
ぜひ自分で一度試してみて、効果があるのか確かめてみてください。
結局、何か方法を学んでも行動に移して実際に試してみる人って少ないんですよね。
ここで結構差がついていると思います。
もちろん、試してみて効果を感じられない方法もあります(個人的には試して残念だった方法の方が多い気がします...)
でも、それは実際に試したからこそわかったことなんですよね。
中には本当に効果がある方法もあるわけで、試すことを厭い、そのような効果的な方法を逃すのは本当にもったいないです。
皆さんはぜひ、自分で試してみて、評価してくださいね。
皆さんの学習がより良いものになりますように!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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では。。。
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